平成29年3月度例会

3月12日(日)岩手県立視聴覚障がい者情報センター映写室で例会を行いました。
午前中は、あいたっちのメンバーの他に難聴者の方々の参加もあり、参加者は17名。

<午 前>全日本ろうあ連盟創立70周年記念ドキュメンタリー映画『段また段を成して』の鑑賞会およびそれに関わるトーク。

  • 映画は、聴覚障がい者の運動の歴史を綴った内容。岩手県中途失聴・難聴者協会の前理事長、故樋下光夫氏による運転免許裁判も取上げられていて、その苦労と運動の中身を知ることができました。
  • 映画鑑賞後、例会の担当が、『蛇の目寿司事件』、『授業拒否事件』など、聴覚障がい者の歴史に関係する出来事を紹介しました。また、参加した難聴者からは、運転免許更新時の適性検査が法律に定められた手順に則って行われていない現状をお話していただきました。運動によって法律が改正され、免許が取得できるようになったものの、まだまだ聴覚障がい者への理解が不足していることが分かりました。

<午 後>入力練習

  • 「パワーポイントを使用した講演会での情報保障」というテーマで入力練習をしました。
  • パワーポイントは音源に合わせて担当者が作成、入力後の検証では、画面に出た情報をどのように活用して表示するか、意見を出し合いました。
  • 最近、パワーポイントを使った講演が増えていると感じます。また、その表示の仕方も講師によってさまざま。講演を聞きながらパワーポイントや事前の資料をどのように表示するか。臨機応変に対処できるようになりたいと思いました。
カテゴリー: 活動報告 タグ: パーマリンク