日時:令和5年10月14日(土) 9:00~12:00
場所:岩手県立視聴覚障がい者情報センター・映写室
参加者:7名
内容:①派遣現場を想定した機器接続と映写映像の調整。
②入力実践では、少し長めの時間でひたすら入力と自己チェックを重ねた。
爽やかに広く晴れ渡る土曜日、映写室での落ち着いた月例会でした。
天候とは裏腹に、いつもながら準備段階では一苦労です(ハラハラどきどき)。
今回はパソコン映像がプロジェクターに投影されない。いろいろ試してみた結果、「HDMI―VGA変換アダプタ」が原因と分かり一件落着。
センター貸し出しを忘れ、急遽某氏の変換器で代用。何とそれが不調(じぇじぇじぇ!)。
入力練習素材は、「講演 尾木直樹(尾木ママ)氏)」。
流れるような口調で喋り始める。
ママと名乗りながら、「僕はね~」ときた、そうかあと思いつつもひたすら入力していく。
皆さんも真剣そのものでパソコンに向かっている。数字もそれなりに出てくる、話も飛ぶ飛ぶ、本流なのかたとえ話なのか、これはなかなかの訓練用素材だと感じる。
そしてひと休み、ここで雑談。これがたまらない。
草取り・草刈りでの苦労話が。放っておくと直ぐに成長するからね、取り掛かるしかなく、やり始めるとこれがなかなかやめられなくなる。そんなこんなで、今度は身体が悲鳴を上げる。いやはや、皆さん本当に大変だ。
ひとしきり話が弾むと、なにげに「IPTALK」の練習時の使い方のあれこれに話題が移る。
早速、直ぐに確かめたりして、これがまた盛り上がる。
やっぱり一堂に集まる例会ならではこその情報交換だ。疑問も直ぐに出せ、答えも一発。
素材の講演内容は30分程度だが、それを3回に分けて入力した。
講演内容の感想も交え、ちょっと雑談をしながら、詳しい某人が説明を加えた。
それは和牛のオリンピックとも称される、5年に1度の全国和牛能力共進会のこと。
講演では宮崎の農業高校生が育てた牛を全国の品評会(令和4年、第12回全国和牛能力共進会:鹿児島県で開催)に出展した快挙のこと。平成29年、第11回(宮城県開催)でも宮城県の農業高校生が育てた牛が選ばれて出展されている。岩手では平成9年、第7回開催で滝沢の岩手産業文化センター(アピオ)が新たに建設され、賑々しく盛大に開催された。
講演で、脳科学者が言う、IQ(知識クウォーシェント)よりHQ(ヒューマニティ―・クウォーシェント)の重要性を説明。IQはAIが代行していくが、AIをどう活用していくかを考える人間性指数の方がもっと重要と説く。さらに、どう生き抜いていくか、というときの人間の活力は原体験(火起こし、水・土に触る、草いじり、木に触れる、漆黒の暗闇体験)から生まれ、それにはキャンプが手っ取り早く、とりわけ農業が一番効果的と話す。
教育の視点からの論点に触れながら、あっという間の午前の例会となりました。
担当:O