令和7年度 あいたっち研修会

日時:令和7年9月27日(土)13:30~15:00
場所:岩手県立視聴覚情報センター 研修室
内容:演題「二度とない人生だから」
   (るんびにい美術館の歩み~共生社会をめざして)
講師:三井 信義 氏 (光林会理事長)
  (ミイ シンギ 氏)
参加者:43名(情報保障含む)

【講演会】
 花巻市にある社会福祉法人「光林会」は、人生に寄り添う伴走者として、
慈悲の心をもって共に支え合って生きる社会を実践されています。
①生活支援部門(入所施設、生活介護、ショートステイ)
②地域支援部門(グループホーム、放課後デイサービス、相談支援)
③就労支援(工房他、喫茶軽食)
④公益部門(るんびにい美術館、アートギャラリー)
 基本理念には、二度とない人生だから
「慈しみと共感の心をもって共生社会を目指しましょう」と掲げられています。

 三井理事長は、平成19年、アートを通してボーダーレス(境界がないこと)を目指し、
るんびにい美術館を建設、障がい者に対する深い理解と愛情をもって障がい者の
創作活動の推進にも取り組まれてきております。
 2023年度(令和5年)には、社会福祉功労者の社会福祉事業関係団体功労者として
厚生労働大臣表彰を受賞、令和6年度には花巻市市勢功労者として表彰されています。

 表現活動で1988(昭和63)年に作業学習の一環として、陶芸用の穴窯を造り、
地域交流を深めながら、地元の花巻温泉でギャラリー作品展の開催するなかで、
創作者の造形の魅力に気付かされ、その原点から今日まで幅広い表現活動を
支え続けてこられています。
 3日3晩の火入れの話では、リアル感をもって聞き入ることとなりました。

 その後のアートの発展から、アールブリュット・ジャポネ展に至るまでのことや、
中山美穂さんとの出会い、障がい者芸術の範疇とはせず、本来のアートであることへの
実践活動と証明するまでのこと、熱く語っていただきました。
 ヘラルボニーの起点となる地、謂わば聖地となる所、松田兄弟に衝撃的な刺激を与え、
それが今やパリコレクションでの輝かしい発表、魅了する舞台へと飛躍し続けています。
 それは、本当にあっという間に、驚くほどの分野まで、世界に受け入れられています。

二度とない人生だから(抄) ・・・(坂村真民)
 二度とない人生だから
 一輪の花にも
 無限の愛を注いでゆこう
 一羽の鳥の声にも
 無心の耳を傾けてゆこう
(合計8段の詩ですが、1段のみ掲載)
 
 お忙しい中、講師として快く引き受けていただき、心より感謝するばかりです。
 さらには、坂村真民氏の詩編1冊までいただきました。
研修会後、早速、美術館を訪れた方もおられ、「行ってきたよ」と報告もありました。
 熱く語られながらも丁寧な説明で、本当に充実した研修会となりました。
心より感謝するばかりです。ありがとうございました。

担当:O

カテゴリー: 活動報告 パーマリンク